岸辺のAlbum

teenstの日記

来年度のご報告です

結論

来年度より奈良にある大学院の情報の研究科に通います.
Facebookでは,多くの方にイイネやコメントを頂きました.ありがとうございます.

経緯

元々,入学した時から大学院は自大学に進学するつもりはほとんどなく,
学部と大学院は違う先生にお世話になるつもりでいました.

感謝

受験する大学院の決定は,自分で論文やWebサイトなどを調べつつも,指導教員と話し合いながら行いました.僕の場合は,志望した研究分野が今の研究分野と同じであるため,教員の助言に影響を少なからず受けていますし,受験する側の先生とお知り合いであるということで,円滑に受験前の面談を取り付けることができたということもあります.
また,親しくさせていただいている@先生も相談に乗って頂いたり,受験した研究室の先生とのお話の中で僕の事を紹介していただいたようです.ありがたいことです.
また外部受験の話はM1の@さんに相談に乗っていただいたりもしましたし,研究室の方々からもフォローされたことも多かったと思います.特に受験前に提出した小論文の添削をしていただいた研究室M2の先輩,非常にありがたかったです.ありがとうございます.

また,やはり家族に対しての感謝は忘れてはならないと思っていて,受験費用やそれ以前の面談のための旅費,なにより受験と研究以外を考えさせないようにしてくれた家族(とくに母)には最大の感謝.受験日前日の朝に電話して,相談に乗ってもらったこと.本当に恵まれているなとも思います.

上にも書いたように,来年から通う大学院の受験には,事前に提出する小論文があります.
そちらについて解説されてるWebページや公開されている実際に提出した小論文のpdfは複数あり,参考にさせていただきました.ありがとうございます.
本来ならば,自分も参考になるもの(提出した小論文など)を公開すべきだとは思うのですが,クオリティの低いものを公開してもとは思いますので,今のところは自粛(?)させて頂きます.

不合格

大学院はもともと複数受験予定で,私は2校(というより2研究室)受験しました.
残念ながら,1校は不合格の通知が来ましたが,「どちらに進学するか悩まなくてよかったね」と家族にも言われ,冗談ながらもなるほどその通りだなとも思いました.
もちろん後悔していることもありますし,数日は辛かったのですが,その結果に対しては今から挽回していくことなのでしょう.
やはり学力は必要だなと思いますし,それを証明するためにきちんと準備をしておくべきでした.

これは自分の性格についての話なのですが,決定時,出願時,受験前といろいろと悩んだことはあったのですが,早めに行動することに越したことはないなと思いましたし,自分で悩んでるよりも人とむりやりにでも話を聞いてもらったほうが,よかったかなと思っています.頭ではわかっていながらも行動ができないという状況に陥ったのも,受験期の頃だったと記憶しています.自分の性格でもあるので,これからも付き合っていかなければならないものでもあるな,と.

どうして外部の大学院を受験したか

どうして外に出るか,ということをよく聞かれるのですが,
一番の理由は,自分と共に切磋琢磨できる先輩や同期がいる環境で研究したいという欲望があり,そういう環境に身をおくことが自分にとってプラスに働くことが多いと思っているからです.
これは現状に対する不満というよりも,どちらかといえば良い環境に対する欲望なのかなと.どうせ今の環境を変えるチャンスがあるのならば,そのチャンスは捨てないほうがいいかなと思っています.人との出会いも増えるし.

第二の理由は,私立大学の工学系の高額な学費.私大理系の学費は高いため親には未だに嫌味を言われ続けています.(冗談混じりに)
といっても,これは外部大学院受験の決定の理由というよりも,外に目が向くきっかけのようなものだったと思います.学費が外部に出ても変わらなければ,目が外に向く確率は下がったのかなと思います.
自大学の学費が高いことについては,具体的な検討を始めた3回生の時期では,ほとんど気になってませんでした.*1


今の環境に不満がないわけではないですが,それでも他の人には満足していると言えるくらいには満足しています.研究室のメンバーや学科や学部の同期,サークルのメンバーなど仲間にもかなり恵まれていますし,彼らと別れるのはすごく残念です.
また,自研究室に進学しない我侭な僕を応援してくれた今の指導教員にも感謝していますし,きちんと成果を残して卒業したい気持ちで研究を進めています.
いいところは次につなげて,悪いところはきちんと覚えておくことが重要そうです.

最後に

最近思ってることして,僕は環境が変わったからといって簡単に成果が出るようなスーパーマンではないと思っていて,環境が変わることに安心をしてはいけないなと思っています.成果を出すにはどこでもそれなりの打ち込みが重要だと思うし,それは頭で理解するだけでなくきちんと決着をつける必要があるのではと考えています.僕が受験をしていたときに,同期たちはきちんと成果を手を動かしていたわけだし,その分,今成果が出ている人は出ているなとも思っています.
進学先の受験日,学力試験もあまり良い結果ではなく,面接試験も小論文で書いた手法が怪しいと言われてしまい,コテンパンにされた感じであったため,落ちたかなと思っていましたが,ありがたいことに合格の通知をいただきました.
合格したらこっちのものですし,入学までやることは山ほどあるわけですから,頑張っていきましょう.


ご紹介と感謝

最後に,僕が何をしたらいいかわからないときに指針を与えてくれ,受験先の教授に連絡をとることに不安になった時に喝を入れてくれたり,受験に対して迷ったときに解消してくれたり,またあえて混乱する方向に導いてくれた,良質なエントリーをご紹介します.

大学院修士向け研究室情報チェックリスト - 発声練習
外部の大学院に進学するなら,これはチェックしておこうという内容.
具体的にチェックしていたわけではないが,ちょっとだけ意識はしました.


私はこうやって進学先の研究室を決めました - yanbe.log
外部大学院入学について - あしたからがんばる ―椀屋本舗
どちらも大学院進学についての準備について書かれていて,進学についてのイメージがつかめた気がします.
解は自分の頭ではなく,コミュニティにあるということに気づけました.


寿司屋の修行に入ってフランス料理を作りたいと言う若者 - 観月橋日記 (続生駒日記)
自分のやりたいことは,進学先に合ってるのかなと不安になってしまったエントリー.
研究室が主にやってるテーマ以外をやろうとすると,大変なことは増えるなあという感じなので,マッチングは大切っぽい.
4回生前期の間,寿司屋だとか,イタメシ屋とか言ってたのはこのエントリーの影響.


院試に失敗した自分から大学院受験する人たちへ - KIWAM_KEN_DIARY
不合格体験のエントリー.具体的に書かれていて,まるで自分に向けられてかかれたかのような内容だと錯覚してしまうくらい.不合格という結果が悪かったかいうとそんなことはなくて,それ以降のエントリーの充実度が凄い.開き直って受験もできたし,行動の背中も押してくれたし,どこにいようが頑張らないとね,と思ったエントリーです.



#なんか後輩に対して偉そうなことを書こうかなとも思ったんだけれど,あまり偉そうなことを言えるほどの活動はできていなかったし,できることは感謝をまとめることなのかなと思った.言葉にしたあとは,僕が満足して暮らすことが最大の感謝表明なのかなと思う.

*1:弊学の優秀な学生には奨学金を与えて,全体の学費を上げるというやり方はあまり僕の好みではないのですが... / そのやり方に助けられたけどね!!!弊学マジ最高!!!