岸辺のAlbum

teenstの日記

ジョホールバルとクラークキーとムスタファセンターの日 9日目

朝起きて,マクドナルドで朝食.
マレーシアのジョホールバルに向かう.

ジョホールバルへの行き方を調べてみたところ,
タクシーとバスと鉄道があるらしい.
鉄道が好きなので,マレー鉄道で行こうとも思ったのだが,
簡単に乗れるわけでもないし本数も多いわけではないとWebに書いてあったため,バスで行くことにした.

MRTでバスが出ているKranjiに行く.
駅前は閑散としているが,JB(ジョホールバル)へは170番と180番のバスに乗れ!みたいな掲示があった.
改札の向きとは逆方向にバス停があって,簡単に乗ることができた.
別の国に行くのにも関わらず,国内のEZ-linkカードを使うことができて便利.
シンガポールのバスは,申告制前払いだけれど,EZ-linkカードの場合は,乗る時と降りるときにタッチするだけなので便利.奈良交通は乗車時のタッチするときに申告しないといけないので不便.
途中の停留所はなく,途中出国のために,大きな建物の中に入る.
階段を登ると,ゲートがあるので何も書かずにゲートに行った.
日本語が少し喋れる審査官の人で,気持ちとしては安心したのだが,
カードは持ってるかとカタコトの日本語で聞かれて,そういえばホテルに置いていたのを思い出したので,ホテルに忘れてきたと言った.
どうでもいいけど,日本語で話しかけられると,日本語で返答してしまうのだけれど,相手は日本語がわからないことが多いので,英語で返した方がいい.と思っているのだけれど,混乱して日本語で返答して,「あっ,あっ」みたいな感じになる.僕も英語がパッと出てこないので,困難に近い.

おまえ座っとけ,カウンターに連れていくから,と言われて,審査する人が入るところに座らされる..
僕の目の前で10人くらい出国して,係の人がくる.

係の人に連れられて,上階の待合室みたいなところで審査される.
といっても,何も聞かれず,ただ照合みたいなことをしていた.
同じような人がいて,多分韓国人なのだろうけど,彼もまた忘れていたようだった.


めでたく出国したら,またバスに乗り込む.前のバスとは当然違うバスだが,とりあえずSMRT社のバスに乗る.カードはタッチしてる人もいればしてない人もいたけど,とりあえずタッチした.

橋を渡り,マレーシアに入る.マレーシアは外の看板が許可されているみたいで,また様子が違った.バスの中からでも見える.
ほどなくして入国審査のためにバスから降りる.

こっちのほうが綺麗なのでは?という感じの施設.
ALL-PASSPORTのゲートに入り,入国審査.
指紋を取られる.悪いことはできなくなった.
日本人だとわかるとカタコトの日本語で対応される.人によるのだろうけれど,無言の対応よりも良い気分になる.

歩いて,S$20をリンギットに両替.S$の1/2くらいの価値と思えばいいくらいか.ショッピングセンターに入る.
先日サンセットで飲んだ,ホワイトコーヒーの店に入り昼食.

このショッピングセンター,シンガポールでも見るチェーン店やカジュアルな有名所の店は入っているのだけれど,建物自体がシンガポールに比べて圧倒的にボロい.そもそも改装中で,入れない区域とか会った.
トイレに行こうとしたら20セント取られた.シンガポールではないと感じる.
ローカルな商店街のようなところを歩く.シンガポールに比べて汚いし臭いもきつい.ゴミが普通に落ちてて,マレーシアが汚いというよりもシンガポールがどこでも綺麗なのだなと逆に感じた.たぶん一般レベルだとこの程度だと思うというくらいだった.
規制しないと,どんどん汚くなると思う.むしろ売ってるものが売ってるものなのに綺麗すぎるのではないか,シンガポール.

別のショッピングセンターにも行った.現地の音楽が爆音で流れてて,よかった.そういえば商店街も爆音で音楽が流れてた.

海沿いの道ではない道をヒヤヒヤしながら歩く.
地球の歩き方を持っていったのだけれど,シンガポールの地球の歩き方,JBのページも数ページあるのだけれど,観光地までの案内がいきなりイージーモードからハードモードに変わった.
徒歩20分,と書いてあるのだが,高速道路かと思うくらい飛ばしている道をなんとか歩道を見つけて歩くの,非常に怖かった.
ガイドブックに乗ってるマレーシア1綺麗と言われているらしいモスクに言ったのだけれど,どう考えても安全に行ける歩道はなかった.
なんとか頑張って歩いていった.汗がだらだら出ていた.

ほとんど誰もいない中,欧米人バックパッカーのお姉さんが道端でなにか食べていたのだけれど,話しかけるのもアレだなと思って話しかけなかった.あんなところで何をしていたのだろう.

モスク,確かに綺麗だったがしかし.

マレーシアの標識,アルファベットで書いてあるので,一見英語かなと思うのだけれどマレーシア語なので本当に意味がわからない.なんとなく雰囲気でわかるかなと思ったけれどやっぱりわからない.口に出してみて,タクシーはそれっぽいので分かったけど他はすべてわからなかった.そういえば,地下鉄も英語かなと思って,聞き取ろうとして,まったくわからなかったので,悲しい気持ちになっていたのだけれど,ふと車内の注意書きをみるとどうも同じことが書いてあって*1,どう考えても英語ではなかった.残念すぎる.


そのままもう帰ろうと思って,入国した時の建物を目指す.
なんとか遠回りして,行けた.
あまりリンギットを落としてないのもアレだと思ったので,その前にドーナッツ屋で休憩をした.
ショッピングセンターなのに虫が飛んでてやばかった.ぱっと見綺麗なのに,こういうのがあるのがいかにもという感じがした.

同じようにしてマレーシアから出国して,シンガポールに入国.
入国時もらったカードを見ると,きちんと注意書きでこのカードをパスポートと離すなみたいなことが書いてあった.意識しないと英語読まないので,糞っぽい.駅のアナウンスも意識しないとスルーしていて,この間も指摘されて気づくみたいなことがあった.糞っぽい.

一度ホテルにもどってシャワーを浴びて,腹が減ったのでクラークキーという飲み屋だらけのところに行って食事とお酒を飲んでいた.
バーとかクラブが大量にあるみたいで,ローカルの,ポマードを塗りたくったやたら顔立ちははっきりしている男子やボディコン風の女子が大漁にいたりして,苦笑い.後は白人が珍しく多くてみんな飲んでた.
鴨川は老人もいるけど,クラークキーは土手や橋の手すりの上に座って大量に若者が飲んでる,バーやオープンテラスでも大量に人間がいるという感じで良かった.
途中無料レッドブルを貰ったりしていた.
ビール数杯で結構良い感じになった,というかトイレが近くて仕方がなくなったのでチェックをしてトイレに駆け込む.トイレから出て,明日もあるから帰るかと思ったが,駅でトイレにまた行きたくなったのでトイレを探すも無い.戻ってトイレにいって,せっかく戻ってきたのでちょっと外でも見てるかと思って30分くらい人間をみていた.
日本人もそこそこいて,大道芸人も日本人だったし,日本語は毎日結局聞いているという感じ.
11時くらいにMRTに乗ったのだけれど,降りてくる客たちは気合入りまくってて,面白かった.僕はTシャツにジーンズだったので,なんか場違いですいませんという感じにすらなった.

ムスタファセンターで買い物をしていたが,酔っ払っていたので同じ所をグルグル回っていたり,「これ日本より安い〜」と思っていたがもう一度見直すと普通に同じくらいの値段だったみたいなことを1人でやって笑いながら買い物をしていた.
友人へのおみやげを買えるものは買って,帰った.
不味そうなジュースも,スパイスやカレーの素も大量にあるので,部活動へのおみやげは不足がない感じ.これは明日買う.

*1:幸いなことに発音はローマ字読みに近いらしい