岸辺のAlbum

teenstの日記

2012年を振り返り2013年に備えて

年が明けた.
東急ジルベスターコンサートの威風堂々を聴きながら新年を迎えた.
先ほど寝ていたので眠くないため,また読んでいるものが一区切り付いたため,昨年を振り返り今年に備えようと思う.

年が明けた,と書いたがあまり切り替えが上手くいったとは思えていない.
年明けから発表が控えているのだが,そのための宿題をうまくこなしていないため,実家に帰省している今でも慌てて準備をしている最中だからだ.
恋人とも喧嘩のような嫌な気持ちを残したままこちらに帰ってきてしまった.
帰ったら帰ったで,家族の抱えている問題に直面することとなりあまり幸先がよい状態ではない.

研究や就職,恋人との関係や家族との関係など2013年になったからといって何がよくなるわけでもなく,また時間は待ってくれない.手が遅いのは昨年直面した自分の悪習であり,まさしくそれによって自分が困難になっている気さえする.

2012年振り返り

2012年の始まりを思い出すと春までは最悪で,卒論も心残りのあるものとなった.
手が動かさないことが自分を苦しめたことの原因となったと思う.
年明けは精神状態が最悪だったものの徐々に回復していき,卒業のころはまともになったとも思う.
提出前後は,申し訳なさとかいたたまれなさなどもあったが,喉元をすぎればということだろうか新生活のほうに考えはシフトしたと思う.

4月からは奈良に住むことになった.
自分の予想以上の同期に囲まれて,講義をとりながらも生活リズムを整えながら団地住まいをしていた*1
めでたく志望の研究室に配属されて,自分のやりたいことがなんなのか考えながら日々を暮らしていた気がする.
春は講義中心の生活をしていたが,夏ごろにかけて徐々に勉強会のペースが上がり自分のキャパシティを上げることをやたら考えていた気がする.

夏は同期に触発されて,初めて海外に行く事にした.
結果としてとてもよい体験だったと思っているけれど,何のスキルが上がったとかそういうものは無いので後ろめたさみたいなのもある.
英語がだんだんわかるようになってきた気がしていたのが良かったと思う.

シンガポールから帰国したら1週間もしないうちに横須賀にインターンにも行った*2
メンターに恵まれた.指導を一からしてもらった.本当に最後までありがたいことだった.
関東の人と週末は会っていた.お陰で徐々に就職のことを考え始める.

秋からは講義をちょっと取りながらも外部発表の準備をしていた.結構時間がかかって参っていた.
論文書きのいろはとプレゼンテーションのいろはを各方面から指導していただく.特にメンターと先輩方にはお世話になりました.
不規則な生活となったり,研究室でもほとんどの人が僕のことを「ティーンズ」と呼び始めた.みんな僕のID名は覚えていないのではないか.

冬が近づいた.
外部発表をする.在学中には最悪でもあともう一度発表をしたい.
就職活動の雰囲気を感じ始める.


春からのゆるやかな変化として,講義のことや自然言語処理の知識周りの変化があると思う.
講義で習った内容はほとんど忘れてしまったが,見たことある!は増えてると思う.アウトプットする場がないので定着するわけがない.
自然言語処理の知識や離散数学の体系的なものの習得は,入学前よりは増えてると思いたい.
非日本語話者と話すことに躊躇がなくなった.

2013年の課題

2013年には就職活動がある.
修論の方向性も決めないと先に進めない.

就職活動はどんどん同期が内定を取ってくるだろうし,就職活動にうちこんでいる間にD進を決めた同期は研究でも成果を出し始めるだろう.酸っぱいブドウを起こすことは間違い無いと思う.どうやって精神状態を保つのがよいだろうか.




アウトプットとインタラクティブ性に賭けよう.
アウトプットすると不思議な自信が湧いてくるものだ.もちろん叩かれることも多いだろうけれど,出さないで抱えて死ぬよりはマシだと思う.
ただアウトプットの危険もある.中身の無いアウトプットは(やらないよりはマシだが)意味を持たない.打席に多く立つことは重要だけれど僕はやるやる詐欺の常習犯だし,有言不実行が一番近いと思っている.有言不実行を有言実行に近づけることも大切だと思う.


インタラクティブ性については,1人で抱え込んでいても辛いだけだということを踏まえてだ.
インターンシップでは,ほとんどメンターは忙しいのにも関わらずほとんど放置されるということはなかった.僕は対話しながらやったほうが効率がいい.手が遅いので期限に間に合わないこともあるがそこは仕方ないので素直に言えるようになりたい.
今もちょっと怪しくて,年明けの発表間に合うかわからないけど,ちょっとばかり先輩に頼るみたいなことをしている.同期はみんな一人でやっているように見えるのだけれどたぶんいろんな形で先輩やスタッフに頼ってるはずだ*3
Twitter,投稿数減ってるけど未だに辞めない理由の1つとして,研究室の人たちが見てくれているということがある.研究室の人たちが玉石混交のツイートの中から,僕の情報をキャッチアップしてくれて話題にしてくれるのは素直に嬉しい.大学の様子もわかるし,きっかけになるのはいいことだ*4


モチベーションの上げ方,維持の仕方,集中の持続も課題.
つべこべいわずにさっさとコード書け,ハゲ? Just Do it?
でもそれができないときもあるわけで......
少しでもいいから前進することとシステムに乗せるということが解決の方法だと思うが,
ちょっとまだあやしい,ここは課題.

就職活動,どのような仕事に就きたいかという点で悩んでいる.
そこまで絞る必要はないんじゃないの?と親に言われたけれど,まだ絞る段階ではないみたいだし,徐々に視野を広げていこうと思う.夏までには就職先決めたい.

あぁ,あと恋人のことも.
恋人は相変わらずかわいい.
でも,自分に自信がないせいか浮気されてるのでは?とかよく思うし,
いつも「そんなことなら別れるわよ」みたいなこと言われるので,ナイフが首にあてられている気持ちがある.
昨年は研究が上手く行かなすぎて別れようみたいなことも考えたけど,どうもそれは解決ではない気がして途中で思い直したりもした.
この先どうなるか全くわからないけど,一緒にいて気が楽というのはお互いの共通認識のようなので維持していきたい.
僕自身の問題を挙げるとひとりよがりになりがちなので,そこは知的労働志望者らしくソリューションを提供できればよいと思う.あちらも半分は知的労働者らしいので,受け入れてもらったり提案してもらいたいのだがどうなるだろうか(対話のなさ??).

僕自身,研究にも性格にもムラがありすぎて,気持ちが落ち込んでる時は恋人に連絡しまくるのだけれど,落ち込んでいないときは連絡をしないし,締め切りに追われてるとまた連絡する暇もなくということになる.
連絡しているときはまだよいのだけれど,連絡しなくなるとあちらもよくないみたいで,あちらから連絡がきたり「放置された」みたいなことを言われる.
お互い定期的に連絡を取り合うみたいな習慣がないので,思い立った時に連絡するというコミュニケーションを続けているのだけれど,ムラが生まれやすいのならば毎日1時間電話をするとかそういうことをしたほうが幸せになれるのだろうか......
ただ僕は相手のことを知りたがる*5のだけれどあっちはそこまで知りたくないようで,そこも問題になっている気がする.


環境が変われば,性格が変わると誰かが言っていたけれど,
性格が変わったというよりも,自分のダメなところがどんどん見えてきた一年だった気がする.
高校時代に指摘されたところが,どんどん出てきて「人間はそう簡単には変わらないなぁ」と思った.

幸いにして,周囲の人間関係には人生でこれ以上ないのでは?!と思うほど恵まれていたと思う.
今年は少しでも周囲に何かを与えられたらよいのかなぁと思っている.

*1:今となれば整えられた団地暮らしの生活も寮に入ると激変したのだが

*2:もろもろ終わったので時間があるときにまとめのエントリーを書きたい.

*3:研究室内の同期の動向について自信をもって断言できないことに,問題があるとは思いませんか????

*4:最近は研究室の人のツイートしか読んでないというのもあるけど

*5:干渉はしないが認知はしておきたい