岸辺のAlbum

teenstの日記

就職活動(その8)

朝から大阪で会社説明会と面接を含めた会が催されるので向かった.
買い物や遊びであれば梅田やなんばになるのだが,企業の説明会や会社はその真ん中くらいにあるからなれない土地に行くという感覚が強い.

会社説明会.技術力が高い,と言われると胡散臭く聞こえるが,実際にシェアも高く,信頼されている会社であれば裏打ちがあるため,なるほどと思える.
少なくとも「文系でもいけます」と全面に言われるよりも好感が持てる.

「文系でもいけます」といえば,今月の


の第2特集「忙しいITエンジニアのための超効率的勉強法」を読んだのだが,
ネットワーク構築の新人SEが先輩の回想を聞くという物語ベースで話が進んでいて読みやすかった.
驚いたのは昔は文系SEは珍しかったという箇所で,その先輩は1987年に入社したという筋書きで当時は文系出身のSEは少なかったため苦労したというところから話は始まっていた.

私には*1SEは文系でもなれるものという認識があるのだが,
それも時代によって変化しているのだなぁと思ったりする.
もちろんSEという言葉の曖昧性などもあるため分野によっては難しいところもあるのだろうが,
今現在のSEの活躍は,抽象化の賜物なのだろうか.

一通り質問をして,最後にグループ面接.
3対1での面接だったが,みな情報系で学部生と院生と私という構成.
学部生は,研究の話ができないのが辛そう.
確かにB3の今頃で授業以上に何かをやっているというとなかなか言えることは少なそうではある.
グループ面接だと他の人がしゃべっているとき,こちらまで緊張してしまう.自分が話してるときは調子がいいのだけれども......


面接後,そのメンバーとサンマルクカフェで昼食.
NAISTと言われて,驚いた」と二人に言われる.
所属で何が変わるとも思わないが,少なくとも「環境を自ら変える」ということをしてきた点では全学生に「自分で主体的に動く」みたいな能力が備わっているのかもしれない.反面一つのところでこつこつやるっていうのも大切だと思うので,ものは言い様だと思うが.
最近は所属を気にしないで生きているところもあるので,それはそれで健全.
そういう価値観もいろんな大学から人が来るNAISTのいいところだと思う.
二人とも所謂「関関同立」の学生なので,共感するところは多くあった.*2


場所を移動して,次の説明会.
こちらは説明会と適性検査を実施.先ほどの会社もこの会社も事前に履歴書とESを提出なので,なかなか志望動機が書きにくくて困った.せめて説明会後にやってもらえればとも思うが,都市圏以外からの参加者はそれだと厳しいんだろうな.

先ほどの説明会と打って変わってまじめな雰囲気.
「できない人がフレックスをやると死ぬ」というありがたいご意見をいただいた.
適性検査,苦手で困る.これは「見える落とし穴」だと思って乗り越えられたらラッキーくらいに思ってやっていきたい.
お土産にソフトウェアをいただいて帰った*3



インターネットで知り合った人と会う.
大阪駅の中の何もないところでただ話すみたいな会だった.
お互いの環境が違いすぎて「あまり話がかみ合わないですね」という話をした.

こういうときに人から話を聞き出したり,人に話をわかりやすく伝えるということをよくするのだけれど,
午前中の面接との共通点が多いことに気づく.
自分自身コミュニケーション能力が高い方だとは思っていなかったのだけれど,意外となんとかなっている.
むしろ技術的なものや研究的なものが含まれてしまうと,まだまだだめだめなので日々精進だなと思う次第です.

*1:知り合いにも何人もいるが

*2:でも「京大や阪大よりかは怖くないでしょ???」みたいな

*3:おわかりですね?