岸辺のAlbum

teenstの日記

展覧会,卒業.

学部時代に所属していた部活の,その後輩たちの卒業展覧会があるという情報を得たので,
京都まで行ってきた.

たまたまスーツを着ていたのだけれど,
特に違和感なく,だんだん慣れてきたなんて思う.


展覧会に行く先輩は,お菓子みたいなものを持参してくるので,
僕もお菓子みたいなものを買った.
人数が少なければ洋菓子,生菓子を選ぼうと思っていたのだけれど,
人数も多いため一つ一つが大きいモノは難しいななんて思っていた.
最終日の前日なので保存ができるもののほうがいいかなとおもい,
四条河原町の高島屋の地下でお菓子を探すことにした.

ちょうど桃の節句の時期とホワイトデーの前の時期で,
それに関連するお菓子が売ってあった.
グラマシーニューヨークのショーウィンドウもなかなかゴージャスだったし,
マールブランシュのお茶を使った焼き菓子はやはり人気のようでそこそこの人がいたと思う.

結局,桃の節句のデザインが施されたとらやの羊羹にした.
悪い選択じゃなかったと思うけど,もう少し考えても良かった気もする.



阪急の河原町駅の改札の前を横切り,新京極の出口から新京極通を上る.
途中にある立ち飲み屋の前には若い女性の人垣が出来ていて,どうも有名人がいたようだ.
あまり興味が無かったのでどんどんと北上.

買い物目的で来ているわけではないので,あまり目もくれず進んでいたけれど,
ふと心斎橋筋の商店街のようだなぁと思ったりした.
観光客と若者がごっちゃになっていて,なかなかうるさいし.
でもそこは流石京都で,昔ながらの店や仏閣があるおかげでなんとか雰囲気をとどめている.

ゲームセンターの前の喧噪を超えてグルメシティの前の三角公園,MOVIXの前の唐揚げ屋,
いつも閉店セールをしているお店は今日はしてないのかーなんて思ってるうちに,
三条通で突き当たり.
そこから寺町通をちょっと北に向かうと今日の目的地.


あの頃と同じように接してくれる皆さんでよかった.
先輩たちも訪れているようで,写真やノートの記述が残されていてよかった.

僕はあまり後輩たちにはえらそうなことは言えないので,ノートには当たり障りのないことを書いてお茶を濁した.本当に大切なことは時が来たら直接言おうと思う.自信が無いわけじゃなくて,そういう気の利いた言葉みたいなのがまったくわいてこなかったのだ.


いい展覧会だったと思う.


帰りに市役所で地ビールフェスタみたいなのをやっていたのでいっぱいだけ飲んで帰った.