岸辺のAlbum

teenstの日記

必要以上に自分を卑下しないために

ケーキに載ってる苺は最初に食べるほうが甘い


僕の根底には「非モテ」というのがあると思うのだけれど,
本当にモテない意識は最近は薄れてきていて*1
ただ,自虐だけが残ったみたいなところがある.


思い返すと高校時代,
模試だとか小テストだとか今よりも評価のサイクルが早い世界にいたのに,
今ほど自虐的ではなかったなと思う.
高校の同級生には突飛なことを思いついたり,
行動したりするので「障害者か」というようなことを言われていた気もするが,
かといって人権が奪われていたわけでもないし,
あまり気にしていなかった気がする.


そう思うと,あの頃よりもある意味シビアではない今,
どうしてこの数年間自虐的で自分を卑下し続けていたのかと思うと,
付き合っていた人との関係性に問題があったような気がしている.


「お前はださい」とか「お前は仕事もしてないで甘い」みたいなことを言われ続けていて,
確かにそうだなぁと思っていたところもあったので,
言い返さずにしていたり,
あるいはその事自体を恋人との仲良さの一つとして周囲に言っていたときもあったけど,
今をから考えると,そのように言葉を受け入れてしまったことで,
自分の自尊心を自分で傷つけていたのではないかなと思う.
知らず知らずのうちに,自分に対して否定的になる,自虐芸が身についたのではないかと思う.


今のこんな状態の自分に対して肯定的になる異性はいないと思うけれど,
それでもだからこそ改善していこうという気になる.
フォローもなく必要以上に人のネガティブなところを言い続ける人と一緒にいても,
いくら安心できて楽しくても,幸せにはなれない気がするなと思ったりしたし,
自分も他人に対しての指摘は気をつけていかないといけないとも思ったりした.


追記:
なんというか「環境がよくない」論のように見える.
無意識でそういうふうに受け取れるような文を書くの,重症な気もする.

僕は人に影響を受けやすいタイプだし,好きな人ならさらに影響を受けやすいので,
その辺はきちんと取捨選択,状況判断,その時々で出来ないと駄目だなと思っているということがある.
環境を選ぶのは自分自身なので,ある意味で「自己責任」という言葉で片付けられる気もする.
ただ,どちらかといえば,足場をはっきりさせるというか,
自分の足元が砂を固めたものでできているのか,
コンクリートでできてるのかを認識する能力を高めていきたいという気持ちなのだと思う.

*1:かといってモテてるわけではなくて,意識しなくなってきている