岸辺のAlbum

teenstの日記

転居

転勤にともなって,転居をすることに.
引っ越しの準備はおおまかなものはすべて片付けていたのだけれど,
どうしても小物など雑多なものが残ってしまうのがよくない.
次はきちんと整理整頓する方法を仕上げて,
そのまま詰め込める感じにしたい.


一息ついて,インターネットをしていた.





という感じで.情緒が不安定した.

トリガーになったのは,
自閉症の子供がレストランに来たらどうするか?アメリカの警察恐るべし - 自閉症児 渡の宝箱
で.
この話は,

  1. 動画: 自閉症の子供を持つ家族がレストランで食事中,不愉快に思う男性が現れて避難を始めた場合周囲はどうするか
  2. 地の文: アメリカのスーパーで自閉症の子供にトラブルが起きた時,スーパーの対応と警察の対応

の2つのエピソードがあって,

「これだから日本は駄目なんだ!アメリカは素晴らしい」などは思わなかったが,
この数週間で環境の変化にともなっていろいろ抑えつけていたり,周囲の人から言われたことを考えて,
またこの先,こういうことがまた起きるのかと思うと,残念さ*1が襲ってきて,
自室で涙を流してしまったのだった.


僕は日本の中では珍しく多様性と多様な価値観がある環境*2に慣れすぎていて,
多様な考えを持つことすら暗に排除しようとする環境なのではないかと思い,
少しばかり悲しみを覚えてしまったのだった.

僕の尊敬する人たちはここでうまく切り替えて,そんな様子を微塵も感じさせずに何も語らないか
あるいは「あとでこういうことがあった」と振り返るのだろうけれど,
僕はそんなに上出来な存在じゃないから,すぐさまインターネットに書いた.
幸いにして,インターネットにはすぐさま対応してくれた友人たちがいて,
その対応をみるころには既に嫌な気持ちは通り過ぎたのだけれど,
こうしちゃおれんと同期にその理由となる話を伝えて,心の安定をはかった.
わがままのような僕の話をきちんと聞いてくれた同期には感謝しかない.


思えば奈良時代,周囲には立場的にはマイノリティとされる人が多かったと思う.
何事も無く,「問題ないよ」とそのことを気丈に話す彼らに向かって,
僕は非常にその彼らにしか成し得ない体験談を面白がって聞いていたが,
やはり何も悩んでいなかったというのは,彼らの認知の誤りかタフさか,勘違いか,
何にせよそういう状況に身を置かれたことは事実なのだし,
何かしら少しの悩みみたいなのはあったのかもしれない,
そんな彼らに対してただ面白がっているように聞いたことは,
もしかしたら最善の対応ではなかったのかなぁとも思った.


僕なんかが引き合いに出すことすらおこがましいが,
@keiskSさんのブログエントリを読んだとき,
@keiskSさんに限ってこんなことが起こりえるのか!と驚いたと同時に,
きちんと状況が整理されていて,大きな不安に襲われてもきちんと対応する姿勢はぜひとも見習いたいなと思ったことを思い出した.
今読み返してもすごく読みやすい....


ともかく,きちんとアウトプットすることと,
アウトプットしたらアウトプットしたで,次の一手のために行動することにしたのだった.

話を聞いてくれた同期には100%伝わらなかったかもしれないけれど,
それはそれで仕方ないこととわりきって,
なんとか気持ちを取り戻した..



徐々に引越し屋が来て,
最終的に昼前にはすべて終わったので,
同期で


関連ランキング:うどん | 西葛西駅

に行った.

ビールなんかも注文して,最高の土曜日を演出.
うどん,美味しかった.

電車に乗って,神奈川へ.
同期とは徐々にわかれて最後は一人.

新しい家でもろもろのセットアップをして,なんとか暮らせる状態に.
今回は畳の部屋.
張り替えられたあとのようで新しい畳の匂いがしたが,
水拭きはされてなかったようなので,
雑巾を買ってきて拭いたりした.

夜は近くに住む同期と一緒に外で飯を食った.

家ではダンボールを徐々に開けていった.

*1:絶望感ほど辛くはないし,辛さは無いが虚無感に近いか

*2:もちろん価値観に対するヒエラルキーはあったけど