岸辺のAlbum

teenstの日記

歯医者とセキュリティ意識

定時後,少しだけ残業をして歯医者に行く.

歯医者,ちょっとした詰め物が取れてしまったので行くことにした.
平日昼間も行けなくはないのだけれど,結局就業後に行くことにしたのだった.

歯間ブラシを使ってますかと聞かれて,「いやぁないですね」と言うと
盛大に突っ伏せられるくらいに.がっくりとされていた.
それが当然のような雰囲気すらあった.

昼ごろに先輩たちとセキュリティの話をしていたのを思いだす.
僕らはWindows XPを使うなんてありえないよねと当然のことのようにいうけど,
一般人からするとそれは当たり前ではないよなと思うし,
歯の健康に対して意識が高い人から見ると,
毎日の歯磨きだけで乗り切ろうとするのは,
ウイルス対策ソフトを入れずにMS製のOSを使うようなものなのだろうか.

ここで重要なのは,専門外のことはお任せくださいという立場を取るのではなく,
今の自分の認識は間違っていて,
それをやるには自力で頑張ってもらうしか無いのだよというニュアンスを伝えるということだろうか.
何もかも委譲は難しいのだから,
そういう相手をやる気にさせる,少しでも労力を割いてもらうということを,
どうするかということなのかなぁと思った.

しかし,歯医者としては虫歯の治療が減ると儲からないわけで.
だからこそ,定期健診を受けましょうとか言うのだろうか.

初心者は初心者らしく,早速買える歯間ブラシを購入してみる.


チェーン店でコーヒーと晩御飯を食べる.
隣の席には私服を着た高校生2人組がいて,
若干うるさかったのだけれど,
バイト先の大人や喫茶店で騒ぐ団体の大人を厳し目に批判している姿を見て,
あぁ,若さは批判の原動力なのだなと思った.
大人とはまるっきり分かり合えないというふうに,
自分が年をとることすら気づいていないような口ぶりの二人に聞き耳を立てながら,
こういう視点を忘れてはいけないなという気持ちになった.

帰宅してから親と電話をする.
お給金の話をして,少しばかり相談と質問.
貰える金額で自身の仕事の質を決めてはいけないとまさしく思っていたのだが,
人よりも仕事をしていないのにお金だけ稼いでいるのは,少しばかり居心地が悪いなと思う.