岸辺のAlbum

teenstの日記

簡単な未来の手に入れ方

午前中は家事.
午後からは読書をしたり,外出したり.運動量が足りてないなぁ.


最近,あまり私物のPCを使ってコードを書いていないのだけれど,
一年同じOSを使い続けると,挙動に引っかかりを感じるようになってきて,
クリーンインストールでもしてみるかという気持ちになる.



昔に比べると使っているプロプライエタリのソフトウェアは自由度が増していて,
上書きOKだったり同時使用しなければ複数個インストールOKだったりお手軽になってきている.
そもそもライセンスが必要なソフトウェアをほとんど使わなくなっているというのもあるのだが.
逆に単純なパスワードの認証は既に時代遅れで,
各社・各サービス,認証に意識を向けているのも面白い.
海外のサービスは各社工夫をこらしていて,たまにセキュリティの変更をしようものなら,
以前は設定できたルールが使えなくなってきていて,頼もしい気持ちもあるが,
逆にGoogle二段階認証以上の手順を要求されると,めんどくささもある.
今が過渡期なのだろうなと思いながら,よりセキュアになればと思う.


@syuhei先生がYosemiteのbetaを試していたのを思い出し,
「どうせ仕事で使わないマシンだし」と思い,
betaに申し込み,インストール.
エンジニアではない人からOS Xの情報を得はじめているくらいには,
OS Xの世界から離れていってしまっているなぁとハッとする.
毎日情報技術に触れ,ものを生み出す生活をしていれば,
当然のようにアップデートしていただろうが,とふと思い,
いやいや,言い訳は想像力の及ぶところまで言えるので,
あまり後先考えずに,しかもシンプルになるのならば悪い方策ではないだろうと思った.


バックアップはTimeMachineを使って,しかも冗長化しているので,
基本的に何があっても問題がない.
むしろボトルネックOSXをWebから落としてくるネットワーク部分だったりした.

仕事をする前からそういう傾向はあると思ってたし,
仕事をし始めてからなおさら思いを強くしているのだけれど,
こういうセットアップは苦痛ではないのだなぁ.
ただ「人間様がやることではない」という認識もある.


github社のプロジェクトであるboxenを一年前から使っていたけれど,
結局puppet-fileのお守りがめんどくさくてそもそもあまり手を入れてなかった上に,
今回は10.10のbetaでもあるので,どうせ上手く動かないだろうと思い,今回は使うのをやめてしまった.
そこでhomebrew+brewcaskという流れになる.*1
brewcaskに関しては初めて使うこともあって,ひと通りググってgithubで10.10の報告がされていたのを観測したけれど,
インストール後の`brew doctor`で,Xcodeのベータをインストールしろと怒られたのと,Javaのバージョン周りで少し気を遣わなければ行けなかったところ以外は,特に問題なく利用できた.*2

職場でも同じdotfileを使っているので,コーディング環境も暇な時に整理していかないと錆び付いていくなぁと思い,
またまだまだやることはたくさんあるので,楽しみでもある.楽しんでいる場合ではないのかもしれんが.

しかし,yosemite試しました,みたいなブログ,あまり観測してなかったのは,
僕がコミュニティから離れて,潮流を追えなくなってしまったからだろうか,
それともそもそも誰も試してないのだろうか?*3

しかしbeta版とはいえ,かなり快適な感じで驚く.
自分の財布と相談せずとも未来が手に入るのは,小気味よい.

*1:boxenに関しては,せめてグループ単位で同じ環境を構築したいという気持ちがない限りは今は使わないほうがいいのかもしれない.逆にスキルが低かったり知識がないせいで,セットアップに時間が食われてやりたいことができないことが往々にしてあるので,それを回避する目的で導入するというのはぜんぜんありなような気もする.しかしそういうことを言い始めるとOS Xを使うのは悪手でもあるという認識もある

*2:chocolateyやcygwinを考えるとよほど気が楽…...

*3:apple製品に関してそんなことはあるか,という気持ちがあるので多分前者…...