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岸辺のAlbum

teenstの日記

『ロボットは東大に入れるか』読んだ

図書館で借りた.2日で読んだ.


『ロボットは東大に入れるか』は,
国立情報学研究所(NII)が中心になって取り組んでいるプロジェクト.

本書は3章にわかれてて,
1. ロボットは東大に入れるかの概要や人工知能についてを話題を講演中の対話形式で記述
2. 各教科について代ゼミ模試の結果と解説,プロジェクトチームの方々の作戦についての記述
3. 今後についての記述


以下,感想ですが.


Googleの偉い人が,「人間の仕事のいくつかは機械に代替可能で,
多くの人はその結果クリエイティブな仕事につくことができる」という話をすると,
「そんなこと言っても,今の人は余暇時間で携帯ゲームをしてる.
多くの人はクリエイティブなんて求めてないのでは?」
という話が結構好きだったのだけれど,

新井先生が仕事を変更するコストについて書かれていたのは,
結構思うところがあった.
つまり,代替可能だからといってそっちの仕事に動けるかといっても,
新しい仕事をするには資格を取ったりスキルや経験を身につけたりするコストがかかる.
そのコストは果たして0とみなしていいのかみたいな話題.

立場によって考えは変わってしまう気がするし,
どっちが正しいとかなくて,あるのは今どうしてるかと,
世界がどう進んだかという結果だけのような気がしてる.


しかし,人にお願いをすることの話は,
経済学の基本用語である「比較優位説」という言葉でしっかり枠組みが書かれていて,
勉強不足を思い知るよなぁ.


全体的に異常に読みやすい理由の一つとして,
(僕が対話形式の文に適正があることを差し引いて)
このシリーズにコンセプト上の良さがあるからだと思ってる.



2章の代ゼミ講師による問題解説が,
高校生時代にやっていた模試の結果の解説文に似てて,
懐かしい気持ちになった.


ロボットは東大に入れるか (よりみちパン! セ) (よりみちパン!セ)

ロボットは東大に入れるか (よりみちパン! セ) (よりみちパン!セ)