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岸辺のAlbum

teenstの日記

ITエンジニアと寿司

今週のお題「おとな」

昨日と打って変わって,
朝からいくつか種類の違う仕事をこなす.
ただついてまわるだけという状態ではあったが,それでも大切な役割をこなすなどした.


昼からはうんうん唸りながら,デスクに向かう.
作っているものについていろいろあらが見えてきてしまう.心を鬼にして仕上げる.
先輩に疑問を聞いて,書き出して帰る.



山崎ナオコーラのエッセイ集,『指先からソーダ』の中に「大人らしさの値段」というエッセイがある.
27歳の筆者が,年の割に大人らしくないことを悩み,誕生日に一人で寿司屋に行くというもの.
これに倣って一人で寿司屋に行くことにした.

評判の良い店,予約せずに入る.

おすすめを頼む.
刺し身などもよいかなと思ったけれど,今日は寿司だけにしたかったのだった.

一人でカウンターに座った時,
以前ならば緊張して,こちらから話しかけていたけれど,
今回は様子をうかがう.

先にいらしていたご夫婦とカウンターの中の会話.顔なじみのようだった.
自分の得意そうな話をふられて,少しだけ話す.
僕が話すことよりも相手が話すほうが面白いんだもの,流れを遮って入るつもりになんてなれない.
良い体験をしている人たちのいい話は,聞いていて気持ちよさがある.


いいお店に行くと,いいお店を紹介してもらえる.
そういうお店,学部時代のバイト先のことをなんとなく思い出す*1
「良い人は良い環境に集まる.」
学部時代にそのことに気づいたのは僕の中で重要なことだったのだけれど,
実はその事実は,大学の外で発見したのかもしれない.


大将の良い話.
修行の話は大変勉強になった.
いつものようにふわふわとした調子で聞いてみたけれど,
きちんと丁寧に答えてくれる.
気づきが得られるのは,職場以外にもあるんだなと当然のことを思い出す.



エッセイに書いてあるような銀座の高級店ではないけれど,
25歳の僕にはちょうどよいお値段と十分すぎるぐらいの体験ができた.
最高のお店を見つけたくなる.

*1:そのバイト先の人は「京都にはいい寿司屋がない」ってぼやいてたっけ,ホントかどうか知らないけどさ