技術書1/3の法則
教科書的な技術書を読むのが遅い.
いくつか並列して読んでるけど,どうしても完読できないもののほうが多い.
読んでる本の半分くらいは1/3くらいで止まってしまって本棚の中に格納されたり,
図書館に返却されたりということになるだろうか.*1
教科書は完読する必要ないという意見もあるし,
実際,索引から必要なところだけ抜き取って読むという読み方をしているものもある.
しかし,教科書的な読み物なのだから,
それすら読み切れないのはスタートラインにすら立ててないのではという,そういう気持ちがある.
もちろん何のスタートラインに立つべきか問題はあるのだけれど.
これはもう,読む訓練をしてこなかったということがただただ表れてるだけなんだと思う.
センター試験が時間内に解けないことが悩みだったことを思い出した.
同僚に「何割取れてた?」と話すと「いや,僕は満点が当然という世界で......」というようなことを言われた.
僕の場合,確か2年生の冬,本番の1年前に解いたら,ほとんど解けなかったのだった.
その後,1年近くやってようやく人並みくらいになれたのだから,
今でも適当な力で人並み以上になろうなどおこがましいのかもしれない.
センター試験の話,前の所属も出来る人*2が多かったので,
人に口頭ではしてたんだけれど,ネットに書くことはしてなかったと思う.
恥ずかしかったのか,自分に可能性を感じていたのか.
今は流石に数年経ったからだろう,折り合いはついてきたのだと思う.
自分の学習効率についてはきちんと理解をしないと,闇雲にやっても効率が悪いということはあるし,
人以上に時間をかけたり集中する時間を増やす工夫をしないといけないというのはあるんだろうけれど,
まぁでも,やってみないとわからんよなと思うし,
面白そうなことは何なのかということを考えれば,考える必要はないとも思うようにもなってる.
今のところ今の世界がどうも面白い気がしてるんだけど,
まだまだ愛してはくれないようなので,「追いかけ続ける」のではなくて「愛される」ようにやっていかないとなぁと思う.
今のところは,1/3を超えるようにやるってことなんだと思う.