岸辺のAlbum

teenstの日記

最近読んだ本

『世界を変えた哲学者たち』

Kindleに入れっぱなしだった積読を消化した.
哲学者に対して一章ずつ書かれている.
筆者の性格だろうか,徐々に筆者の主張が紛れ込んでいたりして,読む人を選ぶだろうが面白い.
高校倫理でやるような昔ながらの哲学者だけではないというのも,新鮮だった.

今まで線がひかれていなかったところに,やっと線がひかれた*1という感じだろうか.

世界を変えた哲学者たち (角川ソフィア文庫)

世界を変えた哲学者たち (角川ソフィア文庫)

世界を変えた哲学者たち

世界を変えた哲学者たち

『百瀬、こっちを向いて。』

小説は久々,4編からなる短編集.

表題の物語,映画になっていたようで予告編を見たけれど,内容についての印象は読書後のそれとは違う*2
小説の方は,「あぁそうそう,非モテってのはこういう感じだよね」という気になれる.


百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)

百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)

*1:分離平面がひかれたという意味で書いたけれど,エッジがひかれたという意味も取れるね,後付だけど

*2:映画の予告編と本編のギャップはあるので,そういうものだろう