岸辺のAlbum

teenstの日記

焦燥と安心

去年は,「こんなにできる奴らが無茶苦茶いる世界で,やっていけるのか」みたいなことを思ってたし,
「ずっとこんなことを続けるのかな」と思ってたりもした.


1年経った.
俺は大して変わってないし,成果というほどの成果もない気がするけど,
「こんなにできる奴らが無茶苦茶いる世界」の更に上を行く「できる奴ら」がまだいることがわかった*1し,
幸いにして,新しいことはどんどんくる.つまり,繰り返しではない.
同じことを続けていない.
もちろん大きい枠組みは同じことを繰り返しているのかもしれない.
個人はどこまでのルーチンを許容できるかということに興味がある.
具体的なstudyは,まだない.

まぁ,認識は1年経たずとも変わる.どうせこの先も変わるだろうと思う.


主張が変わらないことが偉いという人がいるけれど,僕はそうは思ってなくて,
価値,何に重きをおくかについてを変えることは,慎重になったほうがいいけれど,
主張については,周囲を取り巻く状況が変わることによって変わってしまうということは,普通にあると思う.就職についてとかさ.


就職先.
これについてはどこにいても,文句を言う人はいる.
そういう人に対して,過度な愛情を持つことはやめようと思っている.
というか,意見がすりあわせようとしても合わないので,疲弊することがあると感じる.
「こいつは何を言ってもダメだから」と他者を評価するのは,やってはいけないことの1つだと思ってるけれど,
ネガティブな評価をすることなく,生きるカタチでより良い人とおもしろ活動をするということをしたい.
しかし,そういうことを言うのは,私の旧来持つ,斜に構えた感じを殺してる気もする.


環境に対して改善させる態度でもなく,文句を言う人に対して,
正直「馬鹿じゃねーの」と思うけれど,
そういう人間の発想はそれはそれで有用だと思うので,人間性を否定することなく,
せめて後からくる人が同じ失敗をしないために,
他の人間にその発想や気づきを伝播させることが,大きな個人活動の1つだと思う.


有史以来,コンピューターの仕事が大して変わってないことを考える.
とある先生は「編集」という言葉を使っていた.


日記.
体調が良くて,眠くなかったので,
朝から仕事をした.

時間があったのだけれど,ちょっとしたやりとりで潰れる.
いいのかとおもう.

昼ごろにお客さんに話をする.
反応は悪くないけど,よくもないという感じ.


その後,内部でもう一度検討.
思いもよらない方向に転がる.
ブーメランを感じる.


結局必要になることなのだから,勢いがあるうちにまとめたほうがいいなと思う.
例えば懸案事項がいくつかあるけれど,どうせ「すべて」必要になってくる.
必要なときにやれば良い,というのはどうも必ず真ではない気がする.
必要な準備運動がないと,間に合わない.


もちろんリソースは有限だからというのもあるけれど.
アドバイスを言う人にとって真なことは,自分にとって真かどうか考える.
人のことを勝手に考えて,何かをするのはおこがましいという気持ちもある.
アドバイス,再現率という意味での"Recall"が本当に高いだろうかと思う.


愛を持てば,良いとも思う.
愛というのを全面に出すと胡散臭いけれど,そう思うことが増えた.


上司らと晩飯に行く.
天ぷらを食う.自分で払う.
ニュースを知らないことについてツッコまれる.悪くはないけれど,よくもない感じだ.
みんなが同じニュースを知ること,どうなんだろう.効率悪くないですかね?



所属や業界とか,動かしてたり投入されてるお金とか,技術力とか関係なく,
とにかく目の前にいる人たちに対して,真摯であることが求められる.
ここまで人のことを考えたことがあっただろうか.

*1:これは同業者が同意してくれやすい感覚だと思う