大人エスカレーター
最近読んだ本に,
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2014/07/16
- メディア: 単行本
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サッポロビールのCMで「大人エレベーター」として使用された対談の前後をまとめたものなのだけれど,
最近大人ってなんだろうと思い始めていて,ここでのリリー・フランキーの発言の引用を,Webでみたので面白そうだなと思って手に取った.
「いつまでも年齢に抗うことは魅力的ではない」という発言をしていて,だんだんしっくりくるように鳴ったというか.
僕は影で努力するってどうも得意ではないようなので,厳しい気持ちになる.
あらかじめ,いくつかのお題が用意されていたのだろう.
CMだから仕方ないけれど,節の切れ目もなく突然妻夫木くんがお題をいきなりだして話を変えるのがびっくりする.
ふと,最近変わったなと思ったこととして,
人にそこまで精神的に頼らなくなったというのがある気がする.
未だに人に迷惑をかけている自覚はあるし,うまくいかないことのほうが多い気がするけれど,
プライベートで夜に辛くなって人に連絡をとることが減ったとか,
心情をさらけ出さない場面が増えたと思う.
ただ,それでも少し弱ってしまうと,ネットを見続けてしまうとか,
ゲームをしたりするとか,自傷行為に近いことをするようになるので,
引きこもり度が増したということもありそうだなぁ.
ここ数日,友人と話しても不完全燃焼感があるのだが,どうにかならんものか.
たぶん自分が抱えてるものをおろせてないことが原因?
仕事での孤独は,自分で抱えることを意識してるからまだいいけれど,
それでもそのことについて話せる相手がほしいと思う,世間ではそれを「仲間がほしい」とか「恋人がほしい」と思うのだろうか.
恋人がほしいことが目的ではなくて,恋人がいて何かをすることが目的であろうに,
そのことが目的になっている場合もある気もする.
未だ悩める子供という感じだ.大人ってなんでしょうねぇ.