岸辺のAlbum

teenstの日記

閉校式

今回の帰省のビッグイベントは,自分の出身小学校の閉校式に参加することであった.
6年間過ごした小学校の校舎は自分が卒業した時から何も変わらず,
それでも自分のいた頃の教員たちの姿はもちろんなく,ただ歴史を重ねてきたのだなという気持ちになる.


朝一で,卒業式で最後の卒業生を送り出し,
その後,閉校式ということで地域住民を含めて式典が始まる.


僕が保育園の頃にお世話になった先生や,歴代の校長先生方も参加されていて,
まぁよく覚えていていただけるものだなぁと,感動した.*1
他にも顔なじみの地域住民の方々,「わざわざ帰ってきたの」や「今どこに住んでるの?」「何してるの?」などと聞かれる.その都度,「今は滋賀にいて,来年からは奈良です」なんて会話をする.
2つ上の先輩などもいて,本当に中学卒業以来の再開.それでも相手は懐かしそうに話してくれて,帰ってくる場所があることは良いことかもなぁなんて思ったりするのだった.


地元の新聞社やテレビ局などのメディアはすべて来ていて,
地元のテレビで出てくるアナウンサーなども見ることができた.美人!
徒歩数分のところにある小学校に,ここまでメディアが集まるというのは最初で最後かもしれないなんて思ったりする.


寂しいものではあるが,どちらかと言えば残された老人たちの拠り所がなくなることのほうが不安で,
それでも故郷には仕事がないから,僕を含めて同級生たちはみんな街に出たのだ.
感傷に浸っていてもどうにもならない.

昼頃には終わり,食事をして実家で昼寝.


家族とそこそこ話をする.春からの新生活の話やiPadがほしいなぁと言い続けるなどした.


夜には,食事をし,久々にテレビなどを観て睡眠.

*1:僕の方は若干思い出せない先生方もいらっしゃったのにもかかわらず