岸辺のAlbum

teenstの日記

#sy_farewellに行った

幹事の人から,突然連絡が来たので行った.
他のメンバーは誰が参加するか見てなかったのだけれど,
呼ばれたのだから「これは行かざるをえない」という気持ちになり,返答.


sleepy_yoshiさんにはいろいろお世話になった時期があって,
例えばk-NNのことを思い出すとき,
確か大学で習っていたけれど,自分できちんと説明できないことを突っ込まれて,
k-NNの説明を白板で丁寧に説明していただいたことを思い出す.
そんな情けない話がたくさんある.
でも彼も「入社するまで○○を知らなかったんだよね」という話をされていて,
その時,きちんと自分が何ができてなにができないのかということを記録することを心がけようと思ったのだった.


また当時話してくれた「学生時代にやり残したこと」ということを仰っていたのも心に残っていて,
ついにそのやり残したことに取り組めるいう話をたまたま当日伺い,
意識を向けつづけることについての意義深さを感じたのだった.

常々どうでもいいことばかり覚えている僕だけれど,
彼が話してくれたことについては,
いろいろできてないこともあるけれど,遅延評価のようにじわじわ効いてくる.


#sy_farewellにはゆかりのあるNLPな方々がたくさんいらしていた.
Twitterでお世話になった方々がたくさんいらしていたので,挨拶出来たのが良かった.
歴史的にNLPの研究開発をやってるのは比較的大きい会社が多いので,
まぁこういう場になると,
「会社がー」みたいなことに往々にしてなりがちで,それもまた苦笑いもあれば面白くもある.
まだ僕は入って1年目なので,会社楽しいっすねとか言えるけど,
どんどんつらみが溜まっていくのだろうか.
楽しそうにやってる人もいるし,そうじゃない人もいる.

とある人が,ツラみがたまるみたいな話をされてて
「だったらやめればいいじゃないですかー」と無邪気に言ってしまったのだけれど,
いろいろ考えてみると,それでも辞めないことには理由があるわけだし,
そんなフクザツな理由をめでたい席で話す必要はないわけで.
帰路につくとき「おれは!無邪気な!学生じゃ!ないんだぞ!!」という気になった.
もう少し相手のことを考えるべきである.申し訳ない.
しかしそういう場合,なんて返せばいいんだろう.
社会経験が足りない人の言う「そういうこともありますよ」だと説得力なさすぎて,僕の言葉じゃないし,
「弊社に転職どうですか」も何か違う.
何もないふりをしてお茶を濁すのがオトナの対応なのだろうか.何にしてもまだまだ経験が足りない.
それともこういう話をコミュニティに流しておくことで,弱い繋がりで転職チャンスなのだろうか.



hitoshi_niさん,mulgrayさん,sleepy_yoshiさんと話した内容が印象に残っている.
どなたも簡単に会える方ではないので,こういう場で質問や考えを投げかけて返ってきただけでもよかった.

hitoshi_niさんに,


についての話を伺う.
今の僕はまだまだ文化的な生活をしていて,
写真や恋愛など継続的になりがちな活動はやめているのだけど,
それでも街に遊びに出かけているのはどうなんだろと思っていたので,
聞いてみたのだった.

会社の同期たちに比べると,教養がないことをかなり気にしていて,
気になった時に調べていたり,
また一人でやると考えすぎてしまうこともあって,いろんな人に話を聞きに行くみたいなアクティビティをしている.
主務ができないとお話にならないので,主務が成功できることをプライオリティを高めて見積もると,
自然と枝刈りされていくのだろうか.
コンテキストスイッチの切り替えが悪いことを気にしがちだけど,
そもそも処理能力を超えてるのだから,選択と集中をすべきか.

ここからは雑感なのだけれど,
まずいのは,やる必要のあることが見えてない状態というだけで,
今,足りないものがなんなのか観測できないことが問題.
何に問題があるかという特定が網羅できてなくても,いくつか挙げられることが大切っぽくて,
同時にかかるコストの見積もりができればなおよし.
挙げられた問題について,実際に行動に移すことが何より重要なんだけど,
ただし事前知識が与えられてない場合は場当たり的にやらないと,地図がまず広げられない.
場当たり的を回避するため,つまり知の高速道路に乗るためのマスター・センセイということか.
流石にこの歳になるといくつかモデルとなる人はいて,
例えばいろんなことができるようになるためには,いろいろと首を突っ込んで破綻して謝りながら進んでいくのがよいのか.うーん.


最後の最後,数人が残るまで残っていた.
凄い勢いで話が展開されたのは,聞いておくしかなかった.
あそこまで頭と口,早く回らん.
sleepy_yoshiさんは最後の最後までいろいろ話ができた.


後から会を思い返すと,あの人にもご挨拶出来てなかった,あの人とあの話できてないって思ったけれど,
ここ半年で世間が狭いことをひしひしと感じている*1し,こういう感じでいずれめぐり合わせがあるだろう.
最後にsleepy_yoshiさんとお話ができたのは最後まで残っていたからなんだけれど,
それ以前に共通の知人を通して集まった人が話す機会があるだけでも会としては最高!という感じ.
sleepy_yoshiさんの前所属の方々,同期の繋がりが強いことをすごく感じていて,
それを中心にいろんな人が集まるというの,人徳だよなと思う.


実は会の途中から携帯電話の電源が切れてて,
どうせ次の日は休みだし,ここで最後までいなくていついるんやという気になったため,
終電を気にせずいたのだけれど,電車の乗り方失敗して,2時間程度歩いて帰ることになった.

ほとんど人のいない深夜の道を歩きながら聞いた話を忘れないうちにノートに書きながら歩いた.足が痛い.

*1:面白い人たちはどこかで繋がっている