岸辺のAlbum

teenstの日記

ふるさと納税するときに僕の語ること

渋谷駅地下の壁にも広告が貼ってあったが,ふるさと納税が世間では流行ってるらしい.
僕は去年からやってるので,だいたいこんなものかという感じになってる.
去年に比べて,控除額(払った分だけ住民票と所得税が減額される)が増えた(2倍になった?)らしいので,選びがいもある.払ってる額は変わらないはずだし,手続きが増えるだけ面倒だとも思うが,自分の選んだ自治体にお金を納めることができるので,社会貢献欲が満たされる感じがある.


残念ながら僕は確定申告をしなければならないので,恩恵にあずかれないのだけれど,5つの自治体までなら,自治体との手続きを踏めば確定申告をしなくても控除が受けられるとのこと.

今年は2箇所に寄付することにした.
1箇所はかつてお世話になったところで,もう1箇所はお礼の品が良さそうなところ.

選ぶ上で気にしたポイントとしては

  • お礼の品の内容
  • クレジットカードの決済に対応しているか
  • 自分の人生と関係があるところか


お礼の品と呼ばれる,自治体から届く名産品の品物がふるさと納税の主なインセンティブとなる.
自治体にもよるみたいだけれど,1万円寄付したら,8000円控除で2000円身を削ることになるけれど,3000円くらいの品物が届く感じ.3万円なら7000円くらいの品物が届くところを発見した.3万円払っても2000円しか身を削っていないのでお得感がある.

自炊していたら,米だとか肉だとか海産物だとか嬉しいのだけれど,今は自炊をしない生活をしているので,あまり嬉しさがない.結局,酒かお菓子となる.去年はお菓子にした.今年は酒になってる.

例えば地方のものを通販などで取り寄せる時,数百円から千円くらいで送料がかかってしまう.Amazonに慣れきった僕は「今どき送料がかかるなんて」と思ってしまうのだけれど,地方でモノを生産して日本全国に発送して商売をしている人と話すと,「送料の壁はでかい」という話を聞く.僕も送料のせいで購入を諦めるということについては,経験があるのでわかる気がする.送料についても間接的に自治体が負担してくれるので,送料についてはあまり気にせずほしいものをもらえる.
お礼の手紙などいろいろ届くし,やりとりにまつわる人件費はいったいどこから出ているのだろう,などと思うが,あまり深く考えないことにした.


「クレジットカードの決済に対応してるか」というのも気になっていて,その他の手段である銀行振込や自治体の窓口での振込みなどは,クレジットカードの手続きに比べればめんどくさい.手軽な方が良い.


自分と関係があるかどうかについては,可能であれば,自分がお世話になったところに寄付したいなーと思ってた.まぁ,結局のところほしいものがなければ,スルーしてしまうということになったのだけれど.


まぁそんなところか.それぞれの地域にはいいものもあるし,それだけじゃなくて悪いものもあると思ってて(例えば,たいして美味しくないのにそこにあるから評価されてるようなものとか),今までは情報や場所に関する不均衡さが歪みを生み出してきたと思ってるのだけれど,そういうのを適切に評価できるようにするといいなと思う.

「お礼の品を持ち寄ってふるさと納税パーティーだ」みたいなことを言ってる人見たけど,ネット通販と違ってお礼の品の発送時期が読めないので,難しそう.

あ,あと,長い時間をかけて「どれが得だろうか」なんて品物を選ぶのはバカバカしいから,えいやっと決めたというのもある.もちろん社会貢献としての意義はあるので慎重になったほうがよいけれど,それでも長い時間をかけて得をする方法を考えるのは本末転倒な感じがしたからね.