岸辺のAlbum

teenstの日記

辛い

昼ごろに起きる.
風呂は入っていたので,顔を洗って髪を整えた.
部屋が乾燥していて,唇がひどいことになっている.

年金の申請口座切り替えの申請をした.
学生特例を受けずに,母が1年振込を払ってくれていたのだが,
来年度はその口座から落とされるとまずいので,自分の口座にきりかえてかつ,普通の口座振替に切り替えた.
ネット銀行は使えないため1回リジェクトされたものの,その後三菱東京UFJに切り替えたのだが,
昨日,「事前納付がお得です」という内容が書かれた紙と申込書が入った封筒を受け取った.
月に50円お得になるそうだが,この手紙は80円で送られているわけで...
こんなことにお金をかけるくらいなら,とも思うのだが,
もろもろの不備によって未納になり,その解消のためのやりとりの時間と人件費を考えれば,
こういう手紙を送ったほうが安上がりになるのだろう.
お金にまつわるやりとりは非常に面倒だ.


午前中に誕生日プレゼントを受け取る.
家族からのものだったので,びっくりする.ネクタイ.
働けという意思が感じられる.


今,元助教の日記は正しすぎて見ることが辛いというのがある.
以前,「同じ環境にいる人,上司にあたる人が書いた日記読むの辛くない?」と聞かれたことがあって,
その時は,『「あぁそうやって見てるのか」と同じものを見ていても,見方や掘り下げ方が違うから勉強になります.』
と,当時思っていたことをそのまま答えたのだけれど,今は見ていて正直しんどい.
これはたぶん,当事者意識の現れかもしれないし,追い詰められて正論が突き刺さるようになってきたのかもしれない.
あとは決して僕に向けられた言葉じゃなくても,自分を投影してしまうからだろうか.

自分が好きな本を読むときのように,気分が良すぎるときに読んであえて心を落ち着けたり,
逆にやる気が出ないときに読んで「やったるで」という気持ちにするというような「使い方」が良いのかもしれない.
適度な外乱は,人生を豊かにする.と思いたい.



洗濯をして食器を洗い,トイレ掃除をする.
今まで意識しなくてもできていた家事が,きちんと予定に組み込まないとできなくなり始めていて,辛い.
TODOリストを作って家事をするの,あまり意味が無い気もする.
トイレ掃除は特に気にかかっていたことで,水回りの手入れができていないと,自分がダメになっている気がする.


トイレ掃除を終えた.息が上がっている.
トイレ掃除は全てにつながる.
きれいにトイレを利用することができる人もいるけど,できない人もいる.
利用者としてトイレを汚すことは,そこに気がつかえないということだ.

トイレを綺麗にする作業は,前処理に似ている.
人間がつくりだしたエラーを取り除く.
何回もやってると型がわかってくる.
こういうところに汚れが溜まっていると知見が貯まる.
どういうふうにすればいいか気づけるようになる.やり方がわかる.
きれいなトイレがイメージできる人は,きちんとトイレ掃除をできる人だ.
きれいなトイレがイメージできない人は,きちんとトイレ掃除をしたことがない人だ.
完成形がわかってることは,成功に近づく.闇雲にやってもダメだ.


小学生が小学校を自分たち自身で掃除することは,生きるノウハウをためることもあるけれど,
人間が得意な関連付けを起こすことにある.成功体験を増やすことにする.
ある作業が苦手な人も,以前やったことと一緒だと気付ければ簡単に解けることがある.
「これ,進研ゼミでみた問題と一緒だ」のような.
人間は一見関係ないことでも関連付けができる.

今,僕は研究の一つの作業とと掃除を結びつけることができた.よい体験だった.
不浄の手を持たない現代人はどんどんトイレ掃除をすればいいと思う.
手は洗えば消毒されるのだから.

自分が使ったトイレだと,まだ心理的障壁は低いけれど,
人が使ったトイレを掃除するのは苦手だ.人が使った事に関する汚さを感じる.
人が持ってる情報を利用するのが苦手なのに似ている.
自分が作ったデータのほうが得意だ.人の作ったデータは「なんか怖い」.


トイレ掃除,やり始めは恐る恐るだけれど,作業をしているとそんなことを気にしてられなくなって,
平気で素手で便器の中に手を突っ込めるようになる.
勢いが大切だ.精神論っぽいけど,人間だから精神はあるし,使える精神論は使っても良さそう.
属人性が高いけれど,属人性が高い環境なのだから仕方がない.


LAMAはセカンドアルバムよりもファーストアルバムのほうが好きだな.


rebuild.fmを聞いていたら,ひとでくんさんの名前が出てきてびっくりした.
良い話題の時に出てきた.
こうしちゃおれんという感じになった.