岸辺のAlbum

teenstの日記

連休3日目

予定の無い日.

明け方に大きな地震
揺れで目が覚める.
特に津波の心配がないことを知り寝る.


昼前に起きる.
朝ごはんを食べて,シャワーを浴びる.
フランス土産の小さい小瓶に入ったジャムを使う.
食パンにスプーンで塗ると一枚で使い切るほどの小ささ.
海外のジャムにいい思い出がなかったけれど,
非常に美味しかったので良かった.お礼を言わないと.


ブログ記事をアップロードしたり,
本を読んだりした.

情報を読む力、学問する心 (シリーズ「自伝」my life my world)

情報を読む力、学問する心 (シリーズ「自伝」my life my world)

長尾先生の自伝.

画像認識の話,言語処理の話,
情報学,自然言語処理,京都の大学の話,
学長,国会図書館.思想.

@shirayuさんが,博論書いてた頃に,
これ読んで感動しまくってて,
サインを研究室に飾るみたいなことをやってた.
思い出せば彼はこの本の話をしたときくらいに,一気に吹っ切れたみたいな感じになってた.
今読み終えると十分な僕らのバイブルになり得るみたいなことを思った.
彼がそういうふうに感動しまくった意味がわかった気がした.


「◯◯分野の学生に必要なn冊」みたいなブログ記事あるけど,
多くの場合が技術書だけみたいな感じになる.
技術書,普通に陳腐化する.ブレないものもあるけど,
それでもドラスティックに時代が移り変わると途端に必要がなくなる.


多くの「n冊エントリ」を書く人は,
挙げる技術書だけを読んでたわけではなくて,
周辺論文や文芸書思想に関する本,
色々読んできてからその本にあたった結果,素晴らしいと判断している気がする.
そんなエントリばかりを信頼して,技術書ばかり読んでいてはダメだみたいなのがある.
長尾先生の自伝にも影響を受けた非技術書の話が沢山載っていた.


人間のことを知るために,ある人は例えば『裸の大将放浪記』を薦める.
ある人は漫画を薦めると思う.
僕は『ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち』とか『コンピュータが仕事を奪う』とかが好きなんだけど,
パターン認識,メディア処理みたいなことをやろうとしてる人にはこの本を薦める気がする.


ペヤングソースやきそばの大盛りを食べる.
サークルの同期が忙しく,また貧乏でこればかりを食べていて,
かなり太った諸悪の根源として話していたことを思い出す.
ストレスで太るだけのことをしてもらっていたんだなと,
今になると感謝の気持が湧いてくる.

今日は運動をしていないなと思い家の付近を歩く.
2時間半くらいかけて複数の路線が絡みあうエリアを歩く.
疲れたからと言ってすぐさま帰れないような道を選んでしまったばっかりに,
不安な気持ちを抱えながらも新しく来たこの土地の様子を知る.
数分歩けば繁華街という地域に住んだことがないことに気づいたり.
電車でいけるのと徒歩で行けるのは豊かさが違うなと思う.

インターネットと程よく距離を保って歩けたのは良かった.
Basement Jaxxなどのダンスミュージックを聞きながら歩いた.
大声は出していなかったけれど,体を気持ちよく動かしながらノリノリで歩いたのは良かったと思う.

途中やけにお腹が減って,コンビニで買い食いをする.
歩いて消費したカロリーより,コンビニで買って食べたもののほうが,カロリー高い気がする.
次にウォーキングするときは事前に腹がふくれるようにしておくべきか.
その辺のセオリーすら知らない.
体育は義務教育時代からずっとあったのに,今使える体系的な知識は何も残っていない.悲しい.


家に帰って,友人から感想や意見をことを頼まれた文章を読んだり,
読んでいない技術に関する記事を読んだり.
良い休日だった.