丘の研究所 18日目
さて，3週目最終日．
このままではまずいのではという感じで，ここに来ていろいろと知ることもあったりして，
ふむ〜という感じになる．
昼ごはんは外に行った．何も聞かされてなかったのでびっくりした．
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どうしても研究室関連の話をしてしまうなぁという感じ．研究室ができて20年，10年以上の前の人のことはあまり知らないのだけれど*1，噂に聞く限りすごい感じの話をいろいろと聞く．折にふれてボスも，昔話をしてくださるのだが，いやぁ20年も続くといろいろと話題が尽きないのだなぁと思う．
猿岩石，というか，芸能人に酷いあだ名をつけることで再ブレイクした有吉の言葉に「ブレイクするということは馬鹿に見つかる」というものがあって，自分自身がそれになっているのではないかなと思って辛いところがある．自分の研究室がブレイクしている，というのは謎な表現だけれど，こっちにきてある程度は予想していたものの研究室が知られていることに驚いたし，そういう体験が今までの人生でなかったので戸惑っているところがある．*2
いやまぁ最後は個人の評価になるのだろうから悲観はしてないけど．なんかこんなことを考えなきゃいけないのは馬鹿だなぁと思う．
夕方に同じ居室の方に，社内githubに君のことが書いてあったよみたいなことがあったので，社内githubにアクセスした．githubエンタープライズ，なるほどこうなってるのかぁという感じ．
確かに書いてあった．確かに，ブログのアクセス解析をたどると，社内githubのurlからアクセスが数%ではあるが，ある．恐ろしい．
その方に，ブログの感想を伝えたりした．やはり，僕は恵まれているのだと思う．
ただ，今のままでは宝の持ち腐れ感がある．
サイクルが早いので，必要だと思ったことはすぐさま取り入れることをしないとあとで後悔するみたいな感じになってる．今までは取り入れなくても時間がなんとかしてたみたいなことがあったけど．そういう訳にはいかないと思う．
最近は，自分の面白さをどう最大化して提供するかということだけを考えていて，
実際僕の周りの人は僕のスキルとか中身までは知らないと思うけど，
実際皆さんが思ってる以上に屑だと思うし，それでも話をあわせてたりするのはヤバイことだとも思ってる．
それでも何故か人の縁だけには恵まれていると思うし，それは僕のアプローチが決して悪くなかったからだと思いたいところがある．
それではそのアプローチを言葉上，口だけのアプローチではなくその他の魅力で惹きつける必要があるのではないかとか思ってたりする．
工学における人材は，属人性を排除し，代替可能であるべきだと思う反面，自分自身はそうであるべきではないと思うことが多いし*3，そうならないようにいろいろと首を突っ込んでいるところがある気がする．
研究所には変な人が多いよねみたいな話をよくされて，なるほどこれが『ピープルウエア』におけるところの黒集団チームか，とか思ったりしたけど実際はそうじゃないと思うし，いやそういう話がしたいわけではなく，なんというか，研究所の「変な人」と僕の癖の強い感じは若干違うと思っていて，
なんというか僕はやっぱり人よりも学習曲線が違う(停滞期間が長い)と思ってるので，その分だけトリッキーなことや時間の確保が必要だと思うし，自分自身で自分を扱いづらいとも思ってるところがある．
その分の確保が難しい．
「お前は馬鹿だ，変だ」みたいなことを言われ続けた高校時代があるのだが，それはある意味で教員に依る僕自身の受験に対するレシピというか，1つの対応策だったと思っていたりする．
当時は何も考えずに手を動かせ*4ということを言われて受験勉強をそこそこしていたし，大学に入れば考える時間が山ほどあるぞとワクワクしていたのだけれど，今，同じ方法をとるとどうしようもない感じのイエスマンになってしまうと思う．
残念ながら僕はイエスマンになっても，人よりも処理能力が高いわけではないので，そのやり方だと首を切られてしまうと思う．それなら外国人労働者を雇ったほうがいいよねという感じになると思う．
それとは別に周りの人の仕事を見ていていろいろと思うところがあるのだが，たぶんこれは誰にも言わないことになると思う．ただ，お陰で自分の中で就職におけるある程度の方針は決まったと考えている．
同期は，SVM勉強会のために奈良に帰るらしい．
横浜市内で，恋人と会う．若干待たせた感じになった．
恋人殿と会いたいと思ってる部分もあったけど，打ち込んでる時はあまりそういう感じじゃなくなってた．それでも他の人とは連絡を取ったりしている．恋人は別次元だと思う．
みなとみらいの方とか行ったりした．結構遅くなってしまったので食事できるところがなくて辛い感じだった．
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結局ココぐらいしかなかった．この辺，知らないわけじゃないけど，詳しいわけでもないので，難しい感じだった．
その後，日付が変わるくらいまでだらだらして就寝した．
