岸辺のAlbum

teenstの日記

親切ではないプレゼンテーションとその対策

午前休.
昼前に会社に行きミーティング.昼休みを少しだけオーバー.


昼過ぎに研修の打ち合わせ.まとめる.

それから作業.あまり頭が働いていない気もする.
定時後は,勉強会に参加.


すらすらと話せば数分もかからない内容だが,途中ツッコミも入って2倍話してしまう.
原因はいくつかあるなと思う.

今回は詳しいけど発表するほどではないという人や,
まったく知らない人という人も考慮しなければならなかった.
ある特定の技術Aを知らないとなると,皆がよく知る「既存の技術Bでいいじゃん」ってことになりがち.
それに対してあまりにも自明と思えたとしても,「ハハハこいつ何も知らない,ワロス」と言わずに,
どのような点で優れているかということをきちんと説明することが求められる.


知ってる人だけに向けてガチガチのトークをするのは,
会の趣旨にも参加者的にも,そして思想的にも合わない.

ただ,知らない人に向けて手取り足取り全ては伝えきれないので,
ここは自分で調べてくださいときちんと宣言して,
リンクを貼るくらいの思い切りは必要だったかもしれない.
言わない努力というのも必要ですね.


結局,知らない人から突っ込まれるだろうなあと思っていたけれど,
「まぁそれくらいググるやろ」と思って深堀りしなかった件については,
やはり直に聞かれてしどろもどろになってしまうということがあった.
全員が全員すぐにググる文化にいるわけではないし,
複数人同じ処理をすることを期待するのなら,
僕が同じ処理を一気にやってしまったほうが早いというのもある.
もちろんすべてのことはそうじゃないけどプレゼンテーションは,それで問題ない.



かつて,人の発表を見てどうしてもっとわかりやすく発表しないんだろうと思うことはあった気がするけれど,これはブレ無しに伝えようとするとどうしてもそちら側に倒れてしまうのだろうという感じだと思っていて,

  1. 興味が無い人に対して興味を持ってもらうこと(つまんないと思われないこと)
  2. 知らない人でも納得してもらえる説明をすること
  3. ブレなくズレなく伝えること

は別のスキルだなぁと思ったりもした.
3.のことだけを今まで意識していて,しかもなんでこんなに説明ができないんやと思っていたけれど,
加えて1.2.も意識する必要がありそうだなぁとおもう.


無意識に出来る人はできるのだろうけれど,自分はどうもそちら側の人間ではないので,
訓練が必要だなぁとおもうし,そのために発表は定期的に行いたいなと思った次第.


実際,会社に入ってから説明がよかったと言っていただく機会も学生時代に比べれば格段に増えていて,
それが同じところからの指摘なら踊らされてるだけかもと思うが,
実際はそうではないので,充実感を持っても良さそう.


まだまだ準備時間が足りなかった気もしているし,
あれもこれも考慮すべきだったなぁとおもうのだけれど,
かけた時間に対してそこそこのものが出来た気もするので,良かった点は素直に認めて良さそう.




一対一で反応をみながら適宜コミュニケーションを取るスキルは人並みにあるので,
きちんとそこでの知見を反映させていきたい.