岸辺のAlbum

teenstの日記

自分を知って自分と向き合う

勉強会に参加して,その後自席で書いてたコードを修正,
最低限のドキュメントを整備*1したら,疲れてしまったので帰ることにする.

図書館の返却期限が通知されていたので,図書館によって帰る.
今回はマイケル・ジャクソンの本を返却.
キング・オブ・ポップではなく,キング・オブ・ホップの方.

世界のビール案内

世界のビール案内

ライターのマイケル・ジャクソン*2については,ネットで探せばいろいろ出てくるので書かないけど,
初めて知ったのはスリランカのビールのライオンスタウトを注文した時だろうか.
コースターに彼の写真が載っていて印象的だった覚えがある.

昨日行った両国のポパイも,都内のビール好きの中では常識レベルらしく,
会社のビール好きの人と話題に出た.

ただ,今回はさっとひと通り目を通して返却した.また時間があるときに借りようと思う.


借りた本は2冊で,1冊は,

旦那(アキラ)さんはアスペルガー

旦那(アキラ)さんはアスペルガー


確か以前,mamorukさんのツイートか何かで知ったのだけれど,
そのまま読んでいなかったので借りたのだった.
この手の話については最近興味を持っていて,
実例を挙げることで今まで以上に「自分のこと」として捉えることができたなぁと思う.


本を読んでいて,僕にアスペルガーの傾向があるなぁと感じたのは,
私服で結婚式二次会に出るとか,プレゼントが苦手とか,優先順位付けが苦手とかいう事例について.
漫画で読んでしまったから,ますます親近感である*3
ただ,アスペルガーについては0 or 1で決められるものでもないのだろうし*4,クリア出来てる問題もあるので,
そういう傾向がある人ということなんだろうか.
ただ,実際はちょっと社会生活が厳しいレベルではあるかなぁと思ってる.


今まではなんとなく生きてきたところがあって,
事例ベースで「これができません」という宣言はできても,
苦手なことの傾向を掴んだり,苦手な型をうまく避けようとしてこなかった気がする.
あまり自分の特性を深く知ろうとしなかったということがある.
逆にそういう振る舞いのお陰で,本当に潰れずに済んだところもあるのだけれど.


大学に入学するまでは,同級生と喧嘩したりするようなトラブルが多かったし*5
受験勉強までは暗記が苦手,計算が苦手という学習に関する問題も多かった.
教員から親に連絡が入った回数は今の周囲の人に比べると圧倒的に多いだろうし,
受験にフォーカスすると,
今の世界にいるとセンター試験が楽だよねとか言う人がかなり多いのだけれど,
自分はそんなことはなかったわけで.


自分を知ろうとするの,よりよい脳内構造を構築するみたいなこと.
僕はツールとかフレームワークとか比較的楽な事前の設定でツラい状況から「解脱」をしたいけど,
ある人は脳科学で,ある人は宗教で,ある人は社会活動でそれを行おうとしているのが面白い.
おこがましさもあるが,かといって無理だと諦めるには早過ぎると思う.


こんな感じなのでダメでもともとだし,
それでもうまく生きることができる位置にいるのだから,
自分の特性に合わせて仕事をしつつ,
それなりに面白おかしくやっていきたいところだなぁと思う.

そういえば,先日『人月の神話』の,「銀の弾丸などない」の章を読んだのだけれど,
異常に面白かった.
数年前に読んでるはずだけど,実体験があると違うのだろうか.
ということは『なれるSE』シリーズも面白い......?

*1:ドキュメントは何が何でも書くことを心がける

*2:ちなみにいつかの授業で習った「ジャクソン法」「ワーニエ法」のジャクソンもマイケル・ジャクソンとのこと,知覚出来るだけで3人のマイケル・ジャクソンがいることになる

*3:同じ情報でも,ストーリ性があると頭に入ってきやすい

*4:たしか西尾さんのブログに自閉症スペクトラムについて書いてあったはずだ!

*5:大学からは環境に恵まれたよなぁと本当に思っているが,同じ所に詰め込まれることがないという環境の特性もあるのだろう.僕とは半年に1回会えば十分という人の多いことよ