岸辺のAlbum

teenstの日記

ゲレンデで見つけた答えとは?!

1時間ほどの睡眠で,起床.
東京駅を6時頃の出発の新幹線に乗る.

駅構内では,
記念Suicaは購入できない可能性がありますと2分ごとにアナウンスされていて,
不思議な感じ.
記念ICカード,いくつか持ってるけど,
モバイルSuicaユーザにとっては実用性がないので,
自然とどうでも良くなったものの一つ.

東京駅には,奈良の大学の看板があって,たまに東京駅を利用するとき,
写真を撮っている人がいるのだけれど,間違いなく関係者だろうなという感じ.


新幹線の中で睡眠.
そう,今日は会社の人とスキーに行くことにしていたのだった.
本当に久々のスキーだけれど,
行ったガーラ湯沢は,JRグループの施設ということもあって,
駅からレンタル施設やゴンドラが直結で,異常に便利.
それだけで,また行ってもいいかなと思えるくらいだ.

少し時間をかけながらレンタル,装備をして,ゴンドラに乗り込み,
リフトにのって初心者コースを降りたのだけれど,足に違和感.

僕の足は,有痛性外脛骨といって骨が出っ張っていて,
平たい靴を履いていたり,靴をきつくすると痛みを伴って,
最悪の場合痛みで歩けなくなるということがある.
移動してる時は気にならなかったのだけれど,
板を履くフェーズでしっかりと固定をすると,
かなり負担がかかってしまうみたいで,
体重移動がかなり厳しい感じになっていたのだった.


例によって運動は苦手なので,
いくつかの基本動作がどうもできていないし,
練習しないと身体の動かし方がわからず,コースを回れないことは明らかだったが
足の痛みで頑張って練習する気にもなれない.
シューズを変えてもらったりしたけれど,どうも難しそうなので,
室内に入って,持ってきていたAndroidKindleに入っていた書籍やpdfを読んでいた.


とある人が,「付き合ってる人がウィンタースポーツが全くできなくて,
ちょっと悲しかった」という話をしていたことを思い出して,
同様にして僕もそういう感じだなぁと思いながら,
反面「あぁ,PC持ってくればよかった」と思っていたので,
結局,直感的に面白いと思えるものだけをやり続けることも大切なのかもなぁと思ったり.


誘われた時は,色々立て込んでるし,
年末だしちょっと考えますと言って断ることも考えたのだけれど,
そのアクティビティに関して,上級者がせっかくの誘ってくれたわけだし,
久々にやってみて見えてくるものもあるだろうと思ったのだった.
今回やってみてスキーに関しては,お金をかけて自分の体のことを考えると負担のかからない靴を買うか,
靴をレンタルするならば,積極的にはやらないほうがいいなという結論.
見ているとスノーボードの靴は,スキーのそれに比べて固定がマシな気がしたので,
そっちを挑戦してみても面白いかもしれない.


僕以外のメンバーは練習をしたりコースを巡ったりして楽しそうだったが,
僕も雪景色の中,暖かい部屋で電子書籍を読んだり景色を楽しんだり寝たりしていた.
高速ではないインターネットから離れて,レジャー施設に滞在するのはそれはそれで結構な余裕が生まれる.


他の人を眺めたりしていたのだけれど,
多くの人がスノーボード
自前のウェアを着てたりして,すごいなと思ってみていたのだけれど,
実は初心者コースには滑れない人たちがたくさん溜まっていたりして,初心者はいるところにはいるのだろうなと思ったり*1



お昼ごはんはみんなで食べて,
僕は散策や読書,他の皆さんは滑りに行くという感じだった.


室内にいたから気づかなかったのだけれど,天候が悪くなってきていて,
風が強いため営業を終了するとのアナウンスが出た頃には,
下山するためのゴンドラに乗るためには長蛇の列.
自分の記憶が無い頃から宣言していた嫌いなものの一つに,順番に並ぶことがあるのだけれど,
まぁここは仕方がないよなと帰るために待つ.
最近だと,後で楽しみを得るために自主的に我慢をすることはさほど気にならないし,
回避できる待ち行列なら,回避するために頭を使うというのがだんだん身についてきたかなと思う.

下山すると温泉があるので,温泉に入ってから,新幹線までビールを飲んだりしていた.
携帯端末の充電が心もとなかったもあって,滑りに行くことが目的だった人には申し訳ないけど,
早く下山できて幸いという感じ.

1万円以上かけて4,5回だけ滑ったことはもしかしたらコストパフォーマンスが悪いと思われるのかもしれないけれど,
「かつてやったことがあることをもう一度する」ということに意義を求めていたので,
実際1回滑ったらそれでもう十分という気持ちもあったのだった.
今までにも数回誘われていて,
そのたびにたまたま日程が合わなくて断っていたのだけれど,
今後誘われた時に,どういう対応をすかさずできるかということもほしい知見だったし,
十分すぎるくらいの成果だった.

例えば「難しいコースをすごい勢いで滑る」とか
「人と一緒にコースを巡る」とか「いい格好をみせる」とかは,
自分の目的とできるところじゃないので,そもそも諦めていたところだった.

実際,もっと滑れないものだと思っていたので,
昔にきちんとやっておくってのもバカにならないものだなと思ったりした.

風を切って滑ることができたのは,結構気持ちが良かったみたいで,
満足度が高かった.
ちょっと違うけど自転車とかをやってみるのもいいかもなと思ったりした.

ビールを飲みながらお互いの仕事の話をしたり,読んでる本とかの話をしたりした.
基本的に先輩ばかりだったけれどあまり気にせず,いつもどおりの対応.



帰りの新幹線では爆睡.いい土曜日だった気がする.

*1:僕はまったく滑れないわけじゃないけど,それでもいろいろダメ