岸辺のAlbum

teenstの日記

仙台に行きました

福島を朝旅立つ.@先生は,関西に今月も帰ってくるようなので,あまり悲しみもなく別れる.この一年は頻繁に帰ってくるようなので,まぁまたお酒を飲みたいですね.(一日しか一緒にお酒を飲んでいないので)

福島と仙台.隣の県だが,在来線を使うとなかなか時間がかかるため,最初は新幹線を使おうと考えていたのだが,高速バスが半額の2000円で,時間も2時間程度で移動できることから,そちらを使う.
高速道路を降りたらすぐ市内,山の風景からのギャップが凄い.流石杜の都,街中も緑が多い.
はじめての仙台駅である.なかなか節電の様子.こちらも震災の影響からか,駅前のペデストリアンデッキが修復中であった.街中とされる商店街はかなり活気があるなぁという印象.若者も多い.

仙台市内の大学に訪問.こちらはTeens(芸名ではないが)として伺ったわけではないので,書かないということも考えたが記録として残しておこう.一応名前は伏せておこうと思う.
2時間くらいみっちりと教員の方とふたりっきりで面談&プレゼンテーション.畏れ多すぎる.研究内容についての話や研究についての話などもしっかりとしていただいた.
よい出会いや,いい話,良い経験を(する|させてもらう)と僕は比較的,「やったるで〜」という気持ちになって,愚直に「やってやります,良い出会いをありがとう」というようなことを口にしてしまうのだが,それはたぶんよくなくて.それをどこまで自分の活動にフィードバックできるかということが重要なのだと思う.twitterでどこかの美少女なんちゃらが「良い話を聞くと自分がやった気になるが,そんなことをやるよりもその分野の基本的な教科書を一冊読んだほうが有益」というふうなことをツイートしていて,そうなんだよなぁ,と.
上記のような理由から,かなり幼いというか失礼というか,馬鹿が露呈したというか.

学生の方ともお話できたのはよかった.共通の知り合いがいたことが話を盛り上げる.いろいろな話をしていただいて,こちらも非常にありがたかった.
前に,とある先生から「この世界は狭いからまたいつでも逢えるよ」ということを仰って頂いて,最近は特に論文やWebで"再会"する経験をしていて感動の日々である.なるほど確かに狭いなとも思っていたところで*1,今日の出来事であるから,とても面白いなぁとも思う.僕はよく一つの世界で集中することは良いことではないみたいなことを言うことが多いのだが,この数年はこの世界にどっぷりなのだろうなぁ.どちらにしてもどこかでお会いできればそれはすごく嬉しいことだ.

(かなり勝手な思い込みが混じるが)研究大学だからこそ,研究して当然という雰囲気があったと感じられるし,そのなかでも独特のユルさがあった気もする.とてもよい環境だなと思う.
僕の先輩方でも,「研究する大学に行きたかった」などと仰る方もいるが,なるほど確かにこういう環境だとまた違ったのだろうな*2と思う.
その反面,うちの大学の外装というか,(先日も書いたが)テーマパークのような豪華さはなかなか他の大学ではないのかもしれないとも思った.いろいろな大学を訪れたが,そういう環境はかなり良い方なのだなと再認識した.*3


夕方には仙台駅の前に行く.携帯の充電ケーブルが断線していたので,駅前のヨドバシカメラで購入.ずんだ餅も牛たんも食べずに,適当に食事を済ませて,ノー土産ノー名物で夜行バスに乗る.
12時間乗りっぱなしで,隣の人との距離も近かったため,なかなか休まらなかった.ボランティア帰りの方や,集団旅行のリア充,カップルが多く,騒がしかった*4が,それが気にならないほどいろいろなことを考えてしまう車内であった.

*1:海外の方とも"お知り合い"になりたい

*2:特にB4からM1の流れが当然というのは私大の人間としてはやはり驚異的.就職支援の実績を全面に掲げるのが私大らしさだが

*3:もちろん日本中の大学を見て回ったわけではないので,いろいろ贔屓目な部分もあるだろうが

*4:I hate リア充!