写真

先輩は佐内正史の写真が好きで，僕も結構好きだったのだと思う．
写真集も2冊ほど持ってる．一冊は直接送ってもらったやつ．
DUSTという写真集には最高の一枚がある．
ふと彼の写真集を見たりすると，当時のことを思い出す．
カラーの現像液の黒みがかった赤い色，静脈の血のような．
白衣を着て，あの独特の匂いとか，必死の温度管理とか，
彼の写真の色は自分が無意識に目指していた色味だったので，きっとリンクしているのだろう．

写真，一般人がビシッとキマった最高の一枚を作ることはますます難しくて，
生き方みたいなものを継続して取り組むほうが説得力がある気がしている．
キマった写真ならば，Flickrで落としてきたりアマナとかで買ったほうが早い．