理系大学院生としての生き方とクズの打ち上げ
失礼な日記を書く.
10時くらいに@aerealさんを起こして,帰宅させる.
寝袋を貸していたのだが,後で寒かった,と言っていた.申し訳ないことをした.
この寝袋は,愛人の家に持ち込む予定.
そんなんだから,修論公聴会なんて行けるわけもなく,引越しの手続きを行なっていた.
あと,漫画が来たので,読んでいたというのもある.
昨日から読んでいた,『喜嶋先生の静かな世界』を最後まで読み切る.
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/10/26
- メディア: 単行本
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この本が,とびきり面白くて,
研究をする理系大学の学生の話なのだが,
特に卒論を書き終えた後に読んだ今だからこそ,なるほどあるあると思ってしまうし,
将来(大学院)のこととかも考えると,誇張はあれど「これは決して虚構の世界なんかじゃないぞ」と思う.
ここまであるあると思わせながらも,きちんとエンターテインメントできている本は,
なかなかないんじゃないかなぁと思う.
森博嗣は初めてなので,ということもあろうが,この先もいろいろ読んでいきたい.
この日はうちの学部は,修士課程2回生の修論公聴会の日.
本来はそちらに行くべきだったのだろうが,上記のことをしているとそれどころじゃなくなってしまって.*1
まぁ後ろめたさを感じながら,打ち上げ会場に向かった.
結果的言えば,最悪すぎる会だった.
救われるべきは,ボスの機嫌を損ねなかったことくらいで,
もう本当に最悪だったのだ.
僕はその前々日に,なかなかの粗相をしたので,今回はボスもいるし飲酒量を抑えよう,楽しもうと思っていたのだが,
同席の先輩が,ここには書けないようなネタで盛り上がるわ,
ボスのいる席では修了される先輩がワインを一本あけるような豪快な飲み方をされるわ,
結局,ここには書けない話で会のMVPを取った先輩と,
同期,M2の先輩が酔いまくって吐きトイレを占領,
先輩が介抱をするも,キレながらの介抱,
周りの適度に酔っ払った人間は,おもしろがって酒を煽るという感じで,
もう,これ以上ないのではという地獄絵図だった.*2
あとで思い返すと,愉快すぎる内容だが,ボスがいるのに酔っ払ってるからか,僕も同期にキレながらも,介抱をするという感じ.
タクシーを呼ぶも,吐いてる人間は載せられないとのことで吐いてる人間の荷物を,大学研究室まで運ぶということで,
同期とタクシーに2人でのる.
この同期もなかなかケチな奴なので,どうしたら安く帰れるかということでタクシーに乗ったという感じのようで,
まぁそれが面白いところだったのだが.
結局先生から頂いた2000円では足りず自分の財布から数千円だして,タクシー代にするということに.
嗚呼無茶な飲み方をすると,みんなに迷惑がかかるなぁ,気を付けないとと思わされる一日だったのだった.
(ボスがどう思ってたか,凄く心配...)
なにはともあれ,一年間の鬱憤と辛さと思いをすべて打ち上げた一日だったのだから,
そうなるのは仕方ないのかなぁとも思った*3(ちなみにタイトルのクズというのは,先輩の口癖.ずっと接しているとうつってしまった.)
これで報われるのなら,来年度も頑張っていきたいと思う.